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1KT レストア日記 PartⅡ

YAMAHA TZR250/型式名1KT(1986年~1988年)

全長2005mm/全巾660mm/全高1135mm/乾燥重量126kg
最大出力 45ps/9500rpm/最大トルク3.5kg m/9000rpm
総排気量249cc/2サイクル並列2気筒
ボアストローク 56.4X50.0mm/圧縮比6.4:1

←写真は新車購入時の1KTと私です。
1986年Araiレーシングスクール参加
(筑波サーキット第二ヘアピン進入時)

前回一度復活を遂げた愛車1KTでしたが、ここ2年程の間にいろいろな事情のためガレージ内に放置・・・
そして再び眠りについてしまっていました。
とりあえず状態をチェックしたらエンジンは掛かると思わせて即停止(キック→ブルン→プスッ!)
そしてガソリンタンク内には錆びを発見、更にフロントフォークからはオイル漏れあり、チェーンも硬くなっているし、その他もよく見りゃずいぶんと痛んでいる箇所が多々あり・・・
とまあこんな感じ。
お金も無い事だし、今回はショップに頼まず自分でコツコツやってみようと始めました。


ガソリンタンクの錆び落とし

用意したのは定番のタンククリーナー花咲かG1000mlで、このクリーナーの良い所は錆を取った後に錆止めの効果もあり、しかも繰り返し使用が出来る優れもの。
このてのケミカル用品を使うのは初めてなので、説明書きにある使用方法にそって作業を進めました。
大よその工程は①タンク内の洗浄②クリーナー注入(浸け置き)③溶けた錆を洗い流す④防錆のリンス処理⑤タンク内の乾燥、とこんな感じです。
大変だったのは洗浄後の乾燥で、風通しの良いところに陰干しして完全に乾くまで5日も要しました。
ドライヤーで一気に乾燥した方が良かったと後で後悔しましたが、思っていたより上手く仕上がりました。

キャブレターO/H&燃料コックの交換

燃料コックは腐食が酷く、燃料が染み出て固まった結晶のような物が沢山付いていたのでこの機会に新品と交換しました。
あと、左キャブレターのニードルバルブの動きが良くなかったのでこちらも丸ごと交換。
ニードルバルブは写真左下の小さい部品なんですが、こんなちっぽけな部品が2,150円もしました。
そして前回のキャブレターO/Hの時に交換し忘れて、道具箱に入っていたフロート室のパッキンも今回は忘れず交換しました。
本当はもっと詳しく紹介する予定でしたが、作業に没頭してしまい写真を撮るのを忘れてしまい、キャブレターO/Hの写真は最初に撮ったこれ一枚ぽっきり・・・
次回は忘れず撮影しますので、又の機会という事ですみません。

フロントフォークのオイルシール交換

フロントフォークのO/H・・・というかオイルシールの交換です。
取り寄せたパーツはオイルシール・オイルシールワッシャ・オイルシールクリップ・ダストシールを各2個ずつ。
あとはYAMAHA純正のフロントフォークオイル。
粘度は標準の10番を選びました。
このオイルって色が鮮やかなワインレッドなんです。
でもどうせフロントフォークの中に入れてしまいますので、色は関係ないのですが、実に良い色でした。
仕方が無いので、ここで全バラは中止して油圧でオイルシールを抜き取る方法へと予定変更しました。
但し問題は油圧プレスの代用をどうするかで、ジャッキを使ってフォーク縮めるとしても、その圧力に耐えるだけの押さえが必要になりますから、丁度良い作業場所を探さなくてはなりません。
そこで思いついたのがお店にある荷物用リフトでした。
これならジャッキも必要ないしフォークを立てた状態で作業出来るので好都合です。
そして用意したものは、使いかけのビニールテープとオイル受け皿とオイルの3点だけ。
ビニールテープはフォークキャップの上に取り付けて保護する目的で使用します。

フロントフォークを伸ばした状態でオイルを一杯に入れてフォークキャップを取り付け、リフトを少しずつ下げてフォークを縮めます。
するとブシュ~ッ・・・って感じでオイルと一緒にオイルシールが押し出されて来ました。

続けてもう一本も、ブシュ~ッ・・・
嘘みたいに上手く行ったのですが、こんなに簡単に外せるとは思ってなかったので、正直言って驚きました。
こんなに簡単に出来るのだったら、始めからこっちの方法でやるべきでした。

次はオイルを抜いてウエスで周りに付いたオイルを拭きとったら、
新品のオイルシールを装着しますが、ここで特殊工具のフォークシールドライバーというものが必要になってきます。
均等に装着しないとオイル漏れの原因になりますから、重要な作業箇所でもあります。
頻度に使う工具じゃないし価格も1万円前後しますから、一般的には塩ビ管を代用して打ち込んでいるという話を聞きます。
そこで塩ビ管を探したのですが、手頃な物が見つからなかったので、使わなくなった厚手の包装紙を10枚ほど束ねて、塩ビ管もどきを作ってみました。

キッチリと角を揃えてインナーチューブに巻きつけて、広がらないようにセロテープで固定したら、良い感じに出来上がりました。
そして結果は大成功!

使い終わった包装紙は、もう一度床にに敷いて再利用。
次はフォークオイルの注入です。
オイル規定量は439㏄ですが、フォーク内に古いオイルが微量は残っていますから、キッチリ量って入れても入れると多すぎるような気がします。
何れにしても後でオイルレベルを測定しますから、とりあえず切りの良い所で430㏄入れました。
規定のオイルレベルは103.9㎜で、インナーチューブ内からスプリングなどを全て外し、ボトムケースのストロークを最圧縮して測定します。
そして最後にスペーサー、スプリングアッパーシート、スプリングを入れて、フォークキャップを取り付けて完成です。
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